前回の"Ubuntu音楽アプリの乱 1/2"では、まだ発展途上のアプリを紹介した。
今回の3つは完成度が高いアプリを紹介しよう。
紹介するのは、この3つ。
Firefoxを改良して作られているという、アイデアの着想点がユニークなSongbird。去年の後半、バージョンが1.0になってから、信頼性が格段によくなり、多くのブログで紹介された。
特筆すべきはやはりアドオン。Firefoxが元だけあって、基本機能に文字通りアドオンできる便利なプラグインが多く公開されている。それらアドオンにより、自分好みの機能を実装できるのはかなり魅力的。
歌詞情報やアーティストの情報、Last.fmとの連携、iPodとの連携など私が音楽プレーヤーに求める機能もこれで補完。
操作性はFirefoxに慣れていれば、簡単で動作も軽快だ。
ただし、アルバムアートの取得だけができない。というわけで、iPodへのエクスポートもできず。
しかし、アルバムアートの取得に必要なアドオンの開発は終わっていて、Songbirdのバージョン1.1で動作するそうだ。
バージョン1.1のリリースは予定どおりいけば今月、2009年2月。
いまかとリリースを待ち構えている最中だ。
私がUbuntuと出会ったころ、メインの音楽アプリとして利用していたBanshee。歴史は長く、アプリとしてかなり成熟している。
Bansheeの強みはGnome環境とは思えないほどの高機能さ。最新バージョンでは音楽だけでなく動画も再生でき、ありそうでなかったお気に入り機能、なぜか音楽アプリに実装されないイコライザー、など気になる機能が満載。
もちろん、基本的な部分はかなり便利につかえる。iPodとの連携、Last.fmとの連携もお手のもの。
使いやすいインターフェイスも気に入っていし、Gnome Doにてベータながら再生ができるようになったのも高得点。
しかし、アルバムアートの取得はもちろんできるが、その修正が不可能で、取得できないものがあるとどうしようもない。そして、おそらくアプリ開発の哲学的な理由で、歌詞情報を取得することができない。
歌詞情報はさておき、アルバムアートの問題が解決すれば、今最高の音楽アプリであることは間違いない。
最後に紹介するのは、現時点で群雄割拠を勝ち抜いたRhythmbox。私などが選択しなくとも、Ubuntuの開発チームがUbuntuのデフォルトとして選んだ、完成度の高いアプリ。
歌詞情報の取得が可能で、CTRL+Lで別ウィンドウ表示が出来るし、なにより取得できない歌詞を手動で追加、保存できる。アルバムアートも自動取得プラス、ドラッグ&ドロップによるローカルにある画像を登録できる便利さ。
インターフェイスも使いやすく、評価による並べ替えや、右クリックから、このジャンルだけを表示するなど、便利な機能も。ダイナミックなプレイリストを作成する機能こそ実装されていないが、この機能があれば同様のことが実現可能。
Gnome Doとの相性もばっちりで、リストからアルバムを選んで再生はもちろん、次の曲、前の曲、ポーズなど、様々な機能をGnome Doから操作できる。
Last.fmとの連携も使いやすく、ほぼ全ての機能が利用できる。
iPodとの連携は、アルバムアートのエクスポートもでき、ほぼ完璧。
さすがはデフォルトということで、いままで見向きもしてこなかったRhythmboxを今回の記事をきっかけにかなり見直した。
Ubuntuへの移行を音楽アプリを理由に躊躇しているミナサマも、Ubuntuで使えるアプリのほうがより便利っていうこともあるかもしれないので、是非試してほしい。
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